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テーマ : 静岡市

静岡人インタビュー「この人」 静岡市二十歳の記念式典実行委員長を務めた 尾平樹優さん(静岡市清水区)

 1月3日に静岡市駿河区のグランシップで開かれた同市二十歳の記念式典の実行委員長を務めた。静岡市立高卒、常葉大教育学部2年。20歳。

尾平樹優さん
尾平樹優さん

 ―式典を振り返って。
 「式典に備え、晴れ着を着るために早起きするなどしたたくさんの人の特別な一日に関わることができてよかった。3千人が参加する規模のイベントを自分たちが主体で準備するというのは、大学生活ではなかなかできない経験。半年間試行錯誤しながら準備してきて、今後の自信にもなった。友人からもねぎらってもらい、やってよかったと思える反応を多くもらった」
 ―実行委員長就任の経緯は。
 「去年の式典でも実行委員として活動した。一つ年上に当たる実行委員長の背中を見て、自分もやってみたいと感じた。元々実行委員に応募したのは大学生活の中で何か挑戦したいという気持ちから。より大きな役割も担ってみたいと思った」
 ―準備で意識したことは。
 「委員間のコミュニケーションを大切にしようと思っていた。今年の委員は14人。準備はグループごとの分業制で進め、最後は集約する。それぞれ学業やアルバイトもある中、全体の進み具合や内容を把握して橋渡しができるよう心がけた。頭に思い浮かべるものがそれぞれ違うので、一つのものをみんなで決めていく難しさを感じた」
 ―どんな大人になりたいか。
 「春には大学3年になり、将来を明確に決めていく時期を迎える。目指す職業は決めかねているが、一貫して思っているのは『人が笑顔になれる手伝いがしたい』ということ。いろいろな人と関わって、自分が笑顔にできなくても、そのきっかけを作れる仕事に就きたいと考えている」
 (清水支局・大村花)

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