SDGs活動を車内でPR 伊豆急「ツナグデンシャ」お披露目
美しい伊豆創造センター(伊豆市)と伊豆急行(伊東市)は22日から、共同事業として伊豆半島各地でのSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを電車内で紹介するSDGsトレイン「ツナグデンシャ」の運行を始める。21日、伊東市八幡野の伊豆高原駅で関係者へのお披露目式を行った。
3両で構成する同電車は、それぞれの車両を「世界と伊豆」「海と陸」「パートナーシップ」のつながりをテーマに据えた。企業や自治体、団体が推進するさまざまな活動をポスター掲示で紹介する。普通電車として運行し、“動くギャラリー”として利用者にPRする。
式典で、それぞれの担当者が取り組みを紹介し合った。同センター代表理事の豊岡武士三島市長は「伊豆半島のよりよき未来を思って活動する皆と大きなパートナーシップの輪が広がるのをうれしく思う」とあいさつ。伊豆急行の小林秀樹社長は「一つの伊豆としてつながり、これまで以上に充実した活動に発展する原動力となる電車になれば」と期待した。