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テーマ : 伊東市

大詰めの伊東市議選 当選ライン700票前後か 宇佐美地区7人 最激戦区

 任期満了に伴う伊東市議選(24日投開票)は定数20を大きく上回る30人(現職16、元職1、新人13)が激しい選挙戦を繰り広げたまま、終盤に入った。当選ラインは前回選の700票台か、それよりも下がるとの観測がある。投票率は過去最低だった前回選の50・59%を下回り、5割を切る可能性がある。各陣営は票の掘り起こしに向け、各地を駆け回っている。
 市北部の宇佐美地区は前回から2人増の7人がひしめく最激戦区。杉本憲氏は古巣の農協関係にアピールする。佐々木氏は知名度向上を目指し、中島氏、井戸氏は地盤の支持層を固める。竹本氏は党組織の支援を受ける。候補最年少の梅原氏は若さを押し出し、古川氏は市財政の課題を訴える。
 市街地の湯川地区は大川勝氏と鈴木氏がともに40代。子育て世代などにPRする。玖須美地区は連合静岡が推薦する四宮氏が5期目をうかがい、4度目の挑戦の河島氏とUターン組の青山氏が地区内外で支持を訴える。
 岡地区は前回から2増の3人。犬飼氏は党支持者の票を集め、移住組の浦上氏は新図書館問題を取り上げる。虫明氏は後援会組織が稼働する。鎌田地区はベテラン浅田氏が支持層を固め、早々に出馬表明した大川尚氏が浸透を図る。石島氏は無所属の立場を強調する。
 川奈地区は現職議長の宮崎氏が地盤を固め、移住組の片桐氏が食い込みを図る。現職不在の吉田地区は村上氏が支持を広げる。荻地区の重岡氏は組織票をまとめて5期目を目指す。青木氏は浮動票の取り込みに励む。
 市南部の八幡野地区の杉本一氏は別荘地エリアなどで強みを見せる。佐藤氏も地域で支持を広げる。伊藤氏は組織票の取り込みを図る。富戸地区の長沢氏、赤沢地区の篠原氏は党支持票をまとめる。富戸地区の田久保氏は市民活動の支援者らの支持を集める。大宮氏は若年層にも呼びかける。

立候補者(届け出順、定数(20)―30)
犬飼このり 52 れ元 かき氷販売業
浦上 健司 51 無新 大学研究員
杉本 憲也 41 無現 特定行政書士
大川 勝弘 42 自現 介護施設役員
重岡 秀子 73 共現 党市委員長
佐々木昌一 45 無新 IT開発企画技術者
河島紀美恵 57 無新 リフォーム会社事務
長沢  正 62 公現 党伊豆東総支部長
中島 弘道 63 自現 民宿経営 
田久保真紀 53 無現 飲食店経営
井戸 清司 57 自現 市監査委員
竹本 力哉 63 公新 [元]広告制作会社員
四宮 和彦 61 無現 伊東職業訓練校講師
鈴木 絢子 45 無現 水産会社勤務
杉本 一彦 58 維現 党県総支部副代表
佐藤  周 51 自現 建設業 
片桐 基至 42 無新 一般社団法人代表理事
梅原 大我 25 無新 温泉供給業役員
浅田 良弘 63 無現 クリーニング会社役員
大川 尚孝 57 無新 塾講師 
篠原 峰子 53 公現 党伊東支部長
石島 茂雄 64 無現 トレーニングジム代表
大宮 康平 30 無新 伊東陸上指導者
虫明 弘雄 47 無新 ビジネスホテル経営
伊藤 広光 75 共新 党市委市民生活部長
青山 茂樹 45 無新 設計事務所代表
宮崎 雅薫 67 自現 珠算塾経営
青木 敬博 52 自現 広告業 
古川 勇貴 50 無新 マーケティング業
村上 祥平 38 無新 [元]衆院議員秘書

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