ハラスメント防止 庁外職員向け研修 伊東市が初開催
伊東市はこのほど、ハラスメントの防止に向けた研修を市役所で行った。幼稚園や保育園、清掃工場など庁外で仕事をする職員24人が職場でのパワーハラスメントの注意点などに理解を深めた。庁外職員向けの研修は初めて。
講師派遣型研修を行うインソースの石上千文さんが講師を務め、無意識的な言動が相手に不快な思いをさせていたら場合によってはパワハラになることを伝えた。部下から上司へのパワハラもあり得るとし、「全ての職員が加害者にも被害者にもなりうる」と説明した。石上さんは「皆で見守り合い、加害者や被害者を出さない風通しのよい職場にする意識を持ってほしい」と呼びかけた。
今後、庁内の職員向けの研修も予定する。