交通環境改善向け問題点、対策審議 JAF静岡支部
日本自動車連盟(JAF)静岡支部は14日、交通環境の改善に向けた交通安全実行委員会(長野誠委員長)の常任委員会を静岡市駿河区の同支部で開催した。常任委員5人が出席し、提案があった4カ所での信号機や横断歩道の設置について必要な対策を審議した。
約1年半で計6件の車両同士の事故が発生している長泉町下長窪の国道246号の陣場交差点には、矢印信号の追加に関する提案があった。同支部は、同所が坂頂上付近に交差点が位置するため、右折時に対向車線の車両を互いに直前まで確認しにくい問題点があると説明。常任委員で意見を交わし、改善要望する方針を確認した。
このほか、JAF会員から「車から横断者が見えにくい」との指摘を受けた静岡市駿河区西脇の大浜街道と自転車歩行者専用道路が交わる交差点への押しボタン式信号機の設置提案なども審議した。