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テーマ : 静岡市

トコハの名品展 学芸員が作品の楽しみ方ご紹介 静岡

 開催中の「トコハの名品-常葉ギャラリー収蔵名品展」(常葉大、静岡新聞社・静岡放送主催)のギャラリートークが9日、静岡市葵区の同大静岡瀬名キャンパス内の「常葉ギャラリー」で開かれた。学芸員が来場者と展示室を回り、作品の見どころや楽しみ方を提案した。

曽宮一念の油彩画を解説する学芸員=静岡市葵区の常葉大静岡瀬名キャンパス内の「常葉ギャラリー」
曽宮一念の油彩画を解説する学芸員=静岡市葵区の常葉大静岡瀬名キャンパス内の「常葉ギャラリー」

 菊川市の旧常葉美術館から移転したことを記念した展示会で、6日から後期の展示が始まった。主会場の作品を入れ替え、約40作品を展示している。
 日本画は、江戸時代後期に活躍した渡辺崋山の「墨菊図」や弟子の小田〓川の「花鳥図」など優美な文人画を展示。富士宮市ゆかりの洋画家曽宮一念の油彩画は、自身の失明が近いと分かってから夫人と旅した欧州の風景を描いた作品などを選んだ。学芸員の大村智基さん(51)は「ただ見るだけでなく、絵の中の動物や人物になりきって状況を想像してみてほしい」と来場者に呼びかけた。
 同展示会は17日まで。入場無料、火曜休館。

 ※〓は草カンムリに甫

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