あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 静岡市

放火対策呼びかけ 新静岡駅で市消防局 火災予防運動スタート

 静岡市消防局は1日、春季火災予防運動の初日に合わせた広報活動を同市葵区の静岡鉄道新静岡駅改札前で実施し、増加傾向にある放火への警戒を訴えた。

新静岡駅利用者に火災予防を呼びかける消防局職員=静岡市葵区
新静岡駅利用者に火災予防を呼びかける消防局職員=静岡市葵区

 活動には消防局予防課や葵消防署のほか、市危機管理総室の職員ら7人が参加した。運動期間が始まったことを伝えながら、放火させない環境づくりや住宅用火災警報器の点検に関するチラシや啓発品など計千部を駅利用者に配布した。
 同消防局によると、管内の出火原因のうち「放火・放火の疑い」は2021年まで16年連続1位。22年には4位(10件)まで下がったが、23年は2位(12件)と微増した。予防課の担当者は「寒く乾燥するこの時期は火災が増加傾向にある。燃えやすい物を外に置かないなど放火させない対策に気を配ってほしい」と呼びかけた。
 同運動は7日まで。静岡鉄道のバスや電車内に啓発ポスターを掲示するほか、審査会の受賞作品を描いたポスターを市内の事業者や自治会などに計1200枚配布した。

▶ 追っかけ通知メールを受信する

静岡市の記事一覧

他の追っかけを読む