デフリンピックで5得点 フットサル酒井さん(葵区) 静岡市長に結果報告
聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「冬季デフリンピック」のフットサル競技に日本代表として出場した静岡市葵区の酒井藍莉さん(25)が26日、市役所静岡庁舎を訪れ、難波喬司市長に結果を報告した。
日本は予選リーグで2勝1敗1分けの結果で、10カ国中5位となった。酒井さんは「優勝したかった」と悔しさをにじませつつも、優勝したスペイン、準優勝のブラジルと同グループで「厳しいかなという思いもあった」と振り返った。個人としては5得点の活躍で「自分らしさが出せた」と笑顔を見せた。
サッカーもプレーする酒井さんは、2025年のデフフットサルのワールドカップとサッカーのデフリンピックを次の目標に据え、「優勝したい」と話した。
難波市長は「スペインから1点を取ったというのは大したもの。さらに良い成績を上げてほしい」とたたえた。