命に向き合う仕事の魅力知って 静岡の看護専門学校でオープンキャンパス
静岡市駿河区の静岡看護専門学校は25日、同校でオープンキャンパスを開いた。高校生ら約50人が参加し、実習室の見学などを通して看護師の仕事への理解を深めた。
説明会で瀧泉副校長が「市内の医療機関など連携先が多く、豊富な経験を積むことができる」と同校の魅力を紹介し、「看護は人々の暮らしと命に向き合うやりがいのある仕事。看護の仕事や魅力を知ってもらうきっかけになれば」と呼びかけた。
施設の見学では、呼吸や心臓の鼓動の変化など体の異常を再現できる機能を搭載した人形を観察したり、赤ちゃんの人形を用いた沐浴(もくよく)の実習について学んだりした。
看護師を進路に考えているという静岡城北高2年の熊崎日和さんは「施設も充実していて学びやすい環境だと分かった」と話した。