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医療知識「社会に還元、貢献を」　静岡社会健康医学大学院大

　静岡社会健康医学大学院大は２３日、２０２３年度の卒業式を静岡市葵区の同大学院大で行った。修士課程を修了した２期生１６人と長期履修生の１期生１人の計１７人が宮地良樹学長から学位記を授与され、同大学院大での学びを社会に還元することを誓った。

　宮地学長は式辞で「『夢を忘れない』という言葉を贈りたい。それぞれの夢に向かってチャレンジし、社会や医療に何か足跡を刻むことで実社会に貢献してほしい」と願った。
　大動脈解離の発症と気象条件の関連について研究した静岡市立静岡病院の看護師石川彩実さん（３９）は、修了生を代表して「学んだ知識や考え方、研究、先生方と同級生のつながりを携え、社会に貢献していく」と決意を述べた。
　同大学院大は、医療や保健、福祉の向上、県民の健康寿命延伸に貢献する人材育成を目指し、２１年４月に開校した。２３年４月には博士課程も開学した。

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