自由な発想の書200点並ぶ 24日まで展示会 静岡市葵区
静岡市清水区の書道家中村桃香さん(62)が主宰する教室による書作品展示会が22日、同市葵区の市役所市民ギャラリーで始まった。24日まで。
中村さんをはじめ小学生から80代までの受講生23人が約200点を出品した。百人一首全首を硬筆文字で書いた作品や般若心経の現代語訳、布に記した作品など個性豊かな力作が並ぶ。
中村さんは受講生に硬筆を指導する際、作品のデザインや使用する素材などを受講生の自由な発想に委ねているという。中村さんは「個性的な作品が見どころ。作品の色使いや文字の味わいを楽しんでもらいたい」と呼びかけた。