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テーマ : 静岡市

「変わらぬ生活」写す80枚 「世界ダウン症の日」 静岡市役所で写真展

 ダウン症の子どもを支える家族でつくる「静岡ダウン症児の将来を考える会」の写真展が21日、静岡市役所静岡庁舎1階ロビーで始まった。29日まで。

ダウン症の子どもの様子を撮影した作品が並ぶ写真展=静岡市役所
ダウン症の子どもの様子を撮影した作品が並ぶ写真展=静岡市役所

 ダウン症のある人たちが真剣な表情で編み物や菓子作りの仕事に取り組む様子や、兄弟や友人と笑い合う日常の一コマなど同会員である家族が撮影した写真約80枚が並んだ。作品は県内8地域から寄せられ、会場を訪れた人々は「笑顔がいいね」と感想を話しながら鑑賞した。田中幸子会長は「一般の人と何ら変わらない生活であることを知って、ダウン症への理解を深めてもらえたら」と話した。
 ダウン症がある人は通常2本の21番染色体を3本持つため、3月21日が国連によって「世界ダウン症の日」に定められた。同日は同市役所本館と駿府城公園巽櫓(たつみやぐら)をシンボルカラーの青と黄色にライトアップした。

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