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テーマ : 静岡市

納税課 年2000時間短縮 業務改善で表彰 静岡市

 静岡市は14日、市職員の優れた業務改善活動の表彰式を市役所静岡庁舎で開いた。最高の「ベストカイゼン賞」には、税金還付、催告の事務手続きにデジタル技術を活用し、年間約2千時間の作業短縮を実現した納税課の取り組みなど3件を選んだ。

幹部職員の前で表彰を受けた業務改善の内容を説明する静岡市の職員(中央)=市役所静岡庁舎
幹部職員の前で表彰を受けた業務改善の内容を説明する静岡市の職員(中央)=市役所静岡庁舎

 納税課は、税金還付、催告対象者を確認する業務に既存アプリを活用し、事務時間を約4分の1に短縮したほか、還付に関する通知の郵送を一部廃止し、携帯電話のショートメッセージサービスによる税金滞納催告システムを導入した。幹部職員の前で発表した担当職員は「導入前は時間外勤務が多く苦労したが、改善された」と効果を語った。
 このほかのベストカイゼン賞には、駿河福祉事務所障害者支援課による窓口での申請手続き簡略化の取り組み拡大と、私立保育施設が提出する請求書の入力作業を省略化した幼保支援課の業務改善を選んだ。
 難波喬司市長は「これからも続け、ぜひ横展開してほしい」と述べ、ほかの部署への広がりに期待した。
 市によると、2023年度は全体で834件の業務改善活動が報告され、このうち18件を表彰した。

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