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テーマ : 静岡市

静岡水わさび 発祥地をPR 安倍山葵業組合、地元企業と看板設置

 静岡市葵区内のワサビ生産者77人でつくる安倍山葵業組合(出雲清教組合長)は12日、地元企業の協力を得て、同区蕨野の県道沿いに新デザインの大型看板を設置した。

県道沿いに設置したPR看板を見る出雲組合長(左)と白鳥社長(右)=静岡市葵区蕨野
県道沿いに設置したPR看板を見る出雲組合長(左)と白鳥社長(右)=静岡市葵区蕨野

 国連食糧農業機関(FAO)が世界農業遺産に認定した「静岡水わさびの伝統栽培」の発祥地が同区有東木で、現在も市中山間地域「オクシズ」で組合員らによって営まれていることを広くPRするのが目的。贈呈式には、看板を寄贈した同区梅ケ島の白鳥建設(白鳥誠社長)や同組合員10人ほどが参加。出雲組合長から感謝状やワサビ加工品の詰め合わせが白鳥建設側に手渡された。看板は縦、横1・8メートルの正方形。県山葵組合連合会のキャラクター「わさびのさびちゃん」が大きく描かれている。
 「ワサビ田の近くで工事することもあり、お礼と地域貢献の気持ちを込めての贈呈」と白鳥社長。出雲組合長は「大変うれしく励みになる。これからも組合員一同、高品質のワサビ栽培に取り組みたい」と話した。

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