通学路で速度超過警戒 静岡南署など 地元住民の要望受け、取り締まり
焼津市で先月、小学生3人が重軽傷を負う事故が発生したことなどを受け、静岡南署と県警交通指導課は11日、静岡市駿河区の東豊田小学区通学路で交通取り締まりを実施した。
道幅が狭く、上り坂の先に横断歩道がある市道沿いに可搬式速度違反自動取締装置を設置。交通量があり速度超過で通行する車両が多いため、地元住民からも取り締まりの要望があった。署員ら4人が通行車両の速度に目を光らせたり、登校する児童に横断歩道を安全に渡るよう呼びかけたりした。約2時間で時速30キロの制限速度を超えた車両が10台以上通過した。
同署の鈴木英文交通課長は「管内には危険な通学路が多くある。継続的に取り締まりを推進したい」と語った。