応急救護 手順学ぶ 静岡女子高
静岡市駿河区の静岡女子高福祉科は8日、授業の一環で、応急救護の講習を同校で実施した。同科2年の10人が1次救命処置の手順などを確認した。
日本赤十字社県支部(同市葵区)の救急法指導員が講師となり、座学と実技を交えて傷病者への対応を説明した。座学では救護のポイントを解説し、道路上などでは二次的な事故を防ぐためにもまず自分の身の安全を守り、周囲と協力して救護に当たることを強調した。
実技では、生徒は練習用の人形を使って「胸骨圧迫」に挑戦。「腕が痛い」「疲れる」と言いながらも真剣な表情で取り組んだ。AED(自動体外式除細動器)の使用方法なども学んだ。
参加した河上あおいさん(17)は「応急救護のやり方がよく分かった。倒れている人を見つけたら率先して行動したい」と話した。