相次ぐ飲酒運転 静岡中央署、繁華街で検問 歓送迎会シーズン警戒
静岡市葵区の中心部で飲酒運転の摘発が相次いだことを受け、静岡中央署は9日未明から朝方にかけて飲酒運転の取り締まりを葵区の繁華街周辺で実施した。
管内では2日深夜、飲酒運転で事故やトラブルを起こした容疑者が逮捕される事件が2件発生した。飲酒検問はコインパーキングが近くにある葵区七間町の青葉通交番前交差点付近で9日午前1時から開始。交通課員や交番員の約10人態勢で通行車両に一時停止を求め、検知器でドライバーのアルコール濃度を測った。
今回の摘発はなかったが、春の歓送迎会シーズンを迎え、週末の繁華街で取り締まりを強める。斉藤行紀交通課長は「飲酒機会の増える時期。街中での検問などで抑止効果を高めたい」と声に力を込めた。