「健康経営」取り組み 全国で優秀賞 清水法人会青年部会 静岡市長に報告
静岡市清水区の清水法人会青年部会の関係者が7日、市役所静岡庁舎に難波喬司市長を訪ね、世界遺産の構成資産、三保松原(同区)での松葉かきなど同部会の取り組みが法人会青年部会全国大会の健康経営部門で優秀賞を受けたと報告した。
大会は、全国の法人会青年部会の優れた活動を表彰する目的で2023年11月に山形市で開かれ、従業員の健康管理を戦略的に実践する健康経営部門には約40団体が応募した。清水法人会青年部会は全国大会選出の10団体に残り、最優秀賞に次ぐ優秀賞を獲得した。
市役所を訪れた高野光之部会長は、松葉かきの取り組みは運動量に加え、三保松原の景観保全や、集めた松葉を和紙に再利用するなど社会貢献型になっている点が高く評価されたと説明した。
高野部会長は市と協働した健康経営の推進を提案し、難波市長は「市民に病気の早期発見や行動変容を促す市の取り組みと結びつけられるか検討する」と前向きに話した。