地域活動事例発表で交流 静岡市人材養成講座「こ・こ・に」
静岡市人材養成講座「静岡シチズンカレッジこ・こ・に」の修了生や受講生、市職員らが集う交流会がこのほど、葵区のコミュニティホール七間町で開かれた。修了生らが在籍して地域活動を行う７団体がブースで活動事例を発表し、参加者同士で交流を深めた。
同講座の一つ「ライフデザインワークショップファシリテーター養成講座」の修了生が中心となって立ち上げた団体「つながりあいず」は、幅広いテーマでオンラインの雑談会やワークショップを開き、仲間の挑戦を応援し合う活動を展開。三上静佳代表は「自分の人生を諦めずに挑戦する仲間がつくれる場所」などと団体の魅力を紹介した。
地域づくりを担う人材養成講座「地域デザインカレッジ」に参加する広野町内会（駿河区）や、市主催の市民講座「環境大学」の修了生らがＪＲ清水駅周辺や三保松原でごみ拾い活動を通じて交流している「チームつながり」などもブースで発表した。
「こ・こ・に」では本年度３１講座が行われ、延べ約６００人が受講。交流会は参加者同士がつながりを深め、学んだ成果を地域の活動に生かしてもらおうと企画した。コーディネーターとして進行役を務めた大正大地域創生学部の天野浩史助教は「新しい仲間と出会い、語り合うことで『新しい自分』に出会ってほしい」と呼びかけた。
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