常葉大橘中生 老人ホームにウエスを寄贈 静岡市葵区
静岡市葵区の常葉大橘中の生徒会がこのほど、汚れなどを拭き取るための布「ウエス」230枚を同区の特別養護老人ホーム竜爪園に寄贈した。
生徒会役員11人が14日から各教室を巡回し、全校生徒から家庭で余った古布などの寄付を募った。2年の馬場夕姫生徒会長(14)が同施設を訪れ、ウエスを詰めた箱を山内章泰園長に手渡した。車椅子のタイヤの汚れなどを掃除することで施設内を清潔に保つことができ、古布の再利用が廃棄物の削減につながる一石二鳥の活動。今年で15年目となった。
馬場生徒会長は「コロナ禍もあってなかなか高齢者と交流できていないが、ウエスの寄贈をすることで少しでも中学生が社会の役に立てれば」と話した。