FM‐Hi! 防災情報伝える 専門家ら 多様な観点で 特別番組、静岡市訓練日に合わせ
静岡市のコミュニティーFM放送局「シティエフエム静岡(FM-Hi!)」は3日、防災特別番組「日頃からできることを確認して、災害に強くなろう」を放送した。午前10時から午後6時まで、同放送局のパーソナリティーや防災の専門家らが交代で出演し、「防災食」や「住宅の耐震化」など多様な観点から防災情報を発信した。
「二次被害への備え」を取り上げたコーナーに出演した市消防局職員は、地震でいったん停電した後、電気が復旧する際に発生する「通電火災」に注意すべきだと強調。地震発生後にはガスの元栓を締め、ブレーカーを落とすよう呼びかけた。
番組は市内沿岸地域の津波避難訓練の実施日に合わせて企画された。訓練は沿岸部の各自主防災組織が主体となって取り組んだ。