医療現場へ新たな一歩 済生会看護専門学校 静岡市駿河区で卒業式
静岡市駿河区の静岡済生会看護専門学校は1日、卒業式を同校で行った。3年間の過程を終えた34人が、ともに学んだ仲間や教員との別れを惜しみつつ、晴れやかに新たな一歩を踏み出した。
保護者や在校生が見守る中、卒業生は一人ずつ名前を呼ばれ、石山純三校長から卒業証書を受け取った。石山校長は「医療の進歩のスピードは速い。今後も常に学び続ける覚悟を持って看護の道を進んでほしい」と激励した。
長女の出産をきっかけに看護の道を志し、4月から病院で勤務するという卒業生代表の福崎美有さん(33)は「苦しい時に仲間や教員、家族からかけてもらった言葉は一生の財産。これから実務の中で学びを向上させていく」と抱負を語った。