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特産ニジマスで絶品料理 富士宮・猪之頭地区 地元出身シェフが実演

 富士宮市猪之頭地区の食材を使った料理の実演会(NPO法人猪之頭振興協議会主催)が8日、同市の猪之頭区民館で開かれた。同地区出身のフランス料理人植松克敏さん(48)が特産のニジマスを使って、家庭でもプロの味に近づけられる方法を集まった25人に紹介した。

調理のこつを説明する植松さん(左)=富士宮市の猪之頭区民館
調理のこつを説明する植松さん(左)=富士宮市の猪之頭区民館


 植松さんは刺し身のサラダ、フライ、パスタの3品を披露した。塩加減や盛り付けのこつを解説したほか、特産のわさびをマヨネーズとあえたソースなど、自宅の調味料で可能なアレンジも見せた。
 植松さんは猪之頭産のニジマスを「臭みがなく品質は全国トップ級」と評価し、総料理長を務める都内の人気店「フローラ・ディ・マーレ」で提供していることも紹介した。
 全員分の料理が着々とできあがる中、参加者はメモをとったり写真を撮ったりしてプロの極意を記録した。結婚したばかりという同市の戸沢萌恵さん(25)は「特殊な準備をしなくてもできそう。早速作ってみたい」と話した。
 (富士宮支局・国本啓志郎)

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