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テーマ : スポーツしずおか

静岡県勢 メダル72個、「金」23 全国障害者スポーツ大会閉幕

 第22回全国障害者スポーツ大会は31日、栃木県内で最終日の競技を行い、閉幕した。静岡県選手は3日間で9競技に出場し、金23個を含む計72個のメダルを獲得した。

陸上男女混合400メートルリレーで金メダルを獲得した(左から)鎌田夏鈴、中村颯人、増田嶺、竹原友洵=カンセキスタジアムとちぎ
陸上男女混合400メートルリレーで金メダルを獲得した(左から)鎌田夏鈴、中村颯人、増田嶺、竹原友洵=カンセキスタジアムとちぎ

 31日の陸上は静岡県選抜が男女混合400メートルリレーで頂点に立ち、竹原友洵(磐田市)が400メートルで金メダルを獲得した。水泳は池田伊吹(藤枝市)が50メートルバタフライで今大会2個目の金メダルを手にした。

 ■混合リレーV 陸上
 最終種目の陸上男女混合400メートルリレーで県選抜が頂点に立ち、今大会を鮮やかに締めた。
 1走の鎌田夏鈴(18)=函南町=は「重点を置いて練習してきたバトンパスがうまくいった」と手応えをにじませた。2走の中村颯人(27)=富士市=、3走の増田嶺(23)=吉田町=は5大会連続で2、3走を務めるコンビ。増田は「助走のタイミングが少し早かった」と話すが、スピードを調整してバトンをつないだ。長年の練習で培った連携を見せた。
 アンカーの竹原友洵(16)が2番手で受けると、残り100メートルで接戦から抜け出し、そのままフィニッシュ。「いい順位で回してくれて、自分の走りに集中できた」と仲間をたたえた。
 中村は金メダルの常連だったが、今大会はここまでメダルがなく悔しさを抱えていた。「(大会中止を受けて)3年間出場できずモチベーションが落ちていた。チームのおかげで優勝の喜びをまた味わえた。来年も出場したい」と力強く語った。

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