稲選手(駒沢大1)優勝報告 出身地・小山で町長に 全日本空手道団体形選手権
東京都内で2月に決勝戦が開かれた第2回全日本空手道団体形選手権大会で優勝した小山町出身の稲璃岬選手(駒沢大1)がこのほど、町役場に込山正秀町長を訪ね、成果を報告した。
稲選手は足柄小時代から空手の強豪校である御殿場西高卒業までに、全国空手道選手権大会で4度の優勝を経験した。今回は高校生から社会人までが統合の部門で争い、全流派の実力者が集う国内屈指の大会で頂点に立った。
団体形は3人で演舞する。実力者の先輩2人とともに一糸乱れぬ形「五十四歩小」を披露した。1人の選手が他の2人を相手に形を使って倒す「分解の演舞」でも、気迫あふれる技を次々と決めた。試合動画を見た込山町長は「呼吸の合った動きが素晴らしい。厳しい練習をしたことが伝わってくる。今後も期待したい」とたたえた。
稲選手は「今後も練習を重ね、個人としても結果を残していけるように努力する」と言葉に力を込めた。