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テーマ : スポーツしずおか

バスケットNBA 八村5連勝導く 32点、連夜のダブルダブル

 【メンフィス(米テネシー州)共同】米プロバスケットボールNBAで27日、レーカーズの八村塁は敵地メンフィスでのグリズリーズ戦に先発して35分37秒出場し、自己最多の3点シュート7本を決めるなど、32得点した。10リバウンドも挙げ、2部門で2桁の数字をマークする「ダブルダブル」を2試合連続で記録した。チームは136-124で5連勝し、41勝32敗とした。

グリズリーズ戦でダンクシュートを決めるレーカーズの八村=メンフィス(AP=共同)
グリズリーズ戦でダンクシュートを決めるレーカーズの八村=メンフィス(AP=共同)

 グリズリーズの渡辺雄太は欠場し、チームは2連敗で24勝49敗となった。
3P自己最多 リバウンド奮闘
 主力が欠けた分を連夜の活躍で八村が補い、レーカーズを勝利に導いた。前日のジェームズに続き、この日はゴール下の要のデービスが欠場したが、2試合連続のダブルダブルと攻守に輝いた。
 攻撃では3点シュート成功の自己最多本数を更新し、唯一の30点超え。前半で16点を奪い、後半は放った5本の3点シュートを全て射抜いた。「パスが正しい位置にタイミング良く来たので、楽にシュートが打てた」と満足そうに語った。
 守備でも「デービスが欠場で、僕がリバウンドを取る必要があった。意識して臨んだ」との言葉通り、2桁の10本を奪う。ジェームズは「塁のリバウンドが勝利の鍵だった」と絶賛。プレーオフ進出へ星を落とせない中、価値ある貢献だった。
 昨季のプレーオフ1回戦ではメンフィスで大活躍し、チームの突破に一役買った。前夜の長い試合の後、午前2時半ごろに到着。疲れの残る中でも「昨年のプレーオフのことを思い出した」という縁起のいい場所で、再び躍動した。

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