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テーマ : スポーツしずおか

⚾オリックス紅林(駿河総合高出)静岡凱旋、内容に及第点 プロ野球オープン戦

 昨季、初のベストナインに輝き、日本代表入りを果たしたオリックスの紅林(駿河総合高出)が地元・草薙球場に凱旋(がいせん)した。楽天とのオープン戦に3番、遊撃で先発出場し4打数1安打。「(凡退した)1、2打席目も当たりは悪くなかった。この時期は結果よりも内容」と及第点を付けた。
 2打席目は外角低めの変化球をうまくすくい上げたが惜しくも二直に。中嶋監督も「内容的には悪くない」と評する通り、八回の4打席目に右翼線への安打を放った。この日は3打席程度の予定だったため、八回の打席前に指揮官から「次で結果を残すか、(打席に)立たなくていい」と告げられたと言う。地元で楽天とのオープン戦に出場したオリックス・紅林=草薙球場
 「打たせてください」と直訴したものの監督から「打てなかったら一生3番を打たせない」と冗談交じりに重圧を掛けられていたと明かす。八回無死一塁、3球目の緩いカーブを安打にして〝勝負強さ〟をアピール。代走を送られ、ベンチに戻りながら小さくガッツポーズをつくった。
 プロ5年目を迎える22歳は積み上げた実績に満足することなく、「まだ143試合に出たことがない。開幕からずっとオリックスのショートは紅林と言われるような、監督、首脳陣に任されるような選手になりたい」と地に足を付けて戦う。
 (運動部・結城啓子、写真は写真部・小糸恵介)
▶▶写真特集 プロ野球オープン戦 オリックス×楽天(3月13日) 
 

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