旧東海道沿いとか原の住宅地では、金比羅山大権現とでっかく書かれたポスターがそこかしこに貼ってあります。
6月1日の日曜日、駿河の金毘羅さんこと、大塚にある長興寺で恒例の泣きずもう大会が開催されるんだって。泣きずもうはなんと今年で30周年!!。
この泣きずもう大会は郷土力士に抱かれた赤ちゃん同士が土俵上で対面し、先に泣いた方が勝ちとされます。「泣く子は育つ」ということわざに基づき、赤ちゃんの元気な泣き声を金ぴらの大神様に届け、健康と開運を祈願する意味が込められているんだって。
「郷土力士」とは、必ずしも現役の大相撲力士を指すわけではないようで、地域の相撲愛好家や元力士、地元の有志が務めることが多いみたい。彼らは、赤ちゃんの健やかな成長を願い、伝統行事を支える重要な存在となっています。
ただ、前は現役最年長の翔傑さん、沼津市出身の香富士さんなどを見かけたことがありますよ。めっちゃデカいお相撲さんとめっちゃちっちゃいベビーたちの対比がおもしろいくらい。
原ひろし@ぬまつーの知り合いのベビーも、何年か前に出場して大きな泣き声を響かせていましたよ。きょとんとしていつまでも泣き出さない肝の座ったベビーもいれば、試合前から泣き出しちゃってるコなんかもいたり、会場は熱気を笑いに包まれます。
大会当日は、境内でバザールも開催され、キッチンカーや30店舗以上の出店が並びます。また、ピエロやちんどん屋のパフォーマンスもあり、家族連れで一日中楽しめるイベントとなりそうです。
金毘羅さんのお祭りは6月1日の9時30分から。泣き相撲は午前11時と午後2時と2部制となっています。原駅から白隠のみちを通って歩いていくのもちょうどいいお散歩になりそうです。