清水エスパルスのMF嶋本悠大選手が公式戦先発出場に向けてアピールを続けています。
主戦場のボランチでレギュラーのMF宇野禅斗選手はE-1東アジア選手権の日本代表に選出されていて不在。天皇杯3回戦湘南ベルマーレ戦のある7月16日に韓国から帰国するため、出場は難しそうです。
真っ黒に日焼けし、体つきも日に日に大きくなっている高卒ルーキーの嶋本選手は「チャンス。狙っているところ。まずはスタメンで出られるように」と日々のトレーニングから気合を入れています。
MF嶋本悠大、進化中
―天皇杯に向けて。
今はけが人も多くてチャンスだと思っている。(同期の西原)源樹も含めて自分たちは本気で狙っている。「次は天皇杯」となった時からいつも以上に気合を入れてやっていかないとと話していた。
―ミニゲームでもらしさを出していた。
自分なりのプレーを表現できた。自分の良さは攻撃。守備を課題視しながらも特長をうまく出せたトレーニングだった。
―町田戦は30分ほど出番があった。
負けている中で早い時間帯に出してもらえた。でも普通の面白くないプレーばかりだったというか、自分がもっと前に行ってゴールに絡んでいかなければいけなかった。
フレッシュな途中出場という部分でもゴールを狙っていかなければいけない立ち位置にいた。後ろでボールを左右に振るしかできなかったので、もっと途中から入る意味を考えなければいけない。
―チームメートがA代表に入った。
(宇野)禅斗君は自分が持っていない特長を持っていて、そこは盗んでいきたい。代表で出ている姿を見たいし、どんなプレーをするのか気になる。帰ってきたら一人のライバルとしてバチバチにやっていきたい。
―90分間やれる自信は。
やれるが、後半の途中から技術面のミスが起きてしまう。そこは「うまいサボり方」も必要なのかと。(矢島)慎也君も全然走っていないわけではないが、うまく理解しながらプレーしている。そこはとても参考にしている。
禅斗君みたいにとにかく走ってという選手もいる。いろいろなボランチの選手がいるので聞きながら試行錯誤していきたい。