ジュビロ磐田にテクニシャン井上潮音が期限付き加入!広島のジャーメイン良から聞いていたジュビロのこと



サンフレッチェ広島からジュビロ磐田に期限付きで加入したMF井上潮音選手がチームに合流しています。2018年、“あの一戦”にも出場していた井上選手がチームにどんな影響を及ぼせるか。話を聞きました。

井上潮音「自分の力を最大限発揮できるチーム」

-合流してチームの印象などは。
まだまだ日が浅いので、これからかなという感じです。

-ハッチンソン監督とは横浜FC時代に一緒にやっていましたね。
監督がやりたいサッカーというのも分かっていますし、だからここに来たというのもあるので、それをピッチの中で早く表現して、チームの勝利に貢献できればいいかなという気持ちです。

監督がやりたいサッカーに自分の得意とするところというのがすごいフィットすると思っていますし、自分の力というのを最大限発揮できるチームかなと思います。

-自分の特長は。
攻撃のところでボールを持つというチームのコンセプトがある中で、その中で自分がボランチで攻撃をコントロールできればいいのかなというのは思っています。

-最近のジュビロの戦いを見た感想は。
話をもらっているぐらいから気にして見始めてはいたので、千葉戦だったり、すごいいい試合をしていました。ポテンシャルのあるチームだと間違いなく思うので、ここからまた立て直してやっていければいいかなと思います。

-合流してからここまではどんな調整をしていたか。
こっちに入ったのは7月4日あたりで、熊本も一緒に帯同しました。選手ともコミュニケーション取れたという感じです。

-シーズン途中の移籍を決断するのは難しい部分あると思うが、あらためて決めた理由は。
一番はジュビロさんからちょっと前にお話をもらっていて、自分に対する熱だったり、クラブの昇格に対する熱、その中で自分を必要としてくれたというところで決めたというところと、あとはさっきも言った監督が、自分のことを横浜FCのときに指導してくれて、自分のことをよく知っているということは自分にとってすごい大きかったです。

-ハッチンソン監督から得たものなどは。
1年一緒で、その時は(ハッチンソン監督が)コーチだったんですけど。でもジョン(同監督)が練習を仕切ってやっていて、濃い1年だったというか。

特に自分に教え込まれたということはないですけど、ジョンが志向するサッカーは自分は好きですし、その中で自分は輝けるというふうに、話をもらった時から思っていたので。それはピッチの中でしか表現できないと思うので、それはきっちり試合で表現できればいいかなと思います。

東京V時代の井上。2018年のJ1参入プレーオフ決定戦で磐田と対戦した


-東京ヴェルディに所属していた2018年はJ1参入プレーオフ決定戦で磐田と対戦しました。
そうですね。決勝でジュビロさんとやらせてもらいました。あの試合はもう思い出したくないです。自分にとってはすごい印象に残っている試合ですけど、あの(ヤマハ)スタジアムというのはこれからいいイメージのスタジアムに変えていけたらいいかなと思います。あれから(ヤマハで)やっていないかな。意外と来てないかもしれないです。本当にあれが最後。

-登録が間に合えば最短で今週末から試合に出られます。
試合は広島ではなかなか絡めてなかったので、そこはまだまだ上げていく必要があると思いますけど、でもスタートでもいけるぐらいのメンタルと体ではあります。

-元々知っていた選手は。
凌我(佐藤選手)はヴェルディのときに練習生で来ていて、ちょうど入れ替わりだったんですけど。あとは阿部航斗は世代別の代表で一緒にやっていました。同じ年です。

-広島の川辺駿選手やジャーメイン良選手に磐田の話は聞いてきましたか。
そうですね、浜松の街の感じとか、これからあと、美味しいご飯屋さんとかも聞きたいかな。ジャメ君は去年までいたので、ものすごいいいチームというふうに、自分も戻りたいぐらいって。後々の話ですけど。

ジャメ君が戻りたいぐらい好きだし、いいチームだって言っていたので、僕もそこはポジティブな印象を持ってきました。
シズサカ シズサカ

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