
井上潮音選手

-デザインされたようなFKからの先制点でした。
そんなに準備はしていなかったんですけどね。でも前半の早い段階だったし、思い切って足を振れて、それがいい結果に繋がったかなと思っています。
-狙い通りではなかったということですか。
そうですね、即興です。リカ(リカルドグラッサ選手)も俺のことを多分見えていて、俺もスルーしてくれるかなって思っていて、全てがうまくいったかなと思います。
-左隅のコースが空いていたのはよく見えていましたか。
そうですね、狙い通りというか、いいところに蹴れたかなと思います。
-先制点でチームは勢いづきました。
チームの狙いである、相手のコートで試合を進めるということを、特に前半はできていたと思いますし、それは前節からのいい部分の継続ができたかなと思ってます。
ー後半は試合をコントロールしながら進めた感じでした。
やっぱり暑いので、ずっと攻め続けるというわけにはいかないですし、どこかで時間を作る時間帯と、相手が出てきたときに背後の意識も忘れないという、そこのバランスは特に後半は大事かなと思っています。
-井上選手が左側にいる時間が多かったように見えたが。
いや特に。力也くんと、今日だったらグスタボの位置を見ながら僕は立ち位置を変えながらやっている感じですね。
-ジョルディクルークス選手がいなくなったことで右にスペースが空くことが今日は多く、そこを生かす意識もあったのでは。
そうですね、やっぱりボランチのところから裏に走るとやっぱり相手もついてきづらいと思うので、そこは後ろでサポートするだけじゃなくて、自分も裏を狙ったり、うまくポジションを変えながらやるというのは最近意識しています。
-クルークス選手が突然いなくなったことへの影響は今週の練習でありましたか。
チームの武器、ストロングであることは間違いなかったと思うので。でも他の選手も力のある選手がいっぱいいますし、チーム全員で、新加入で入った選手とか、全員でこの状況を乗り切ってまた1個上に行きたいなというのはありました。
-一人一人の動きが上がっていたように見えました。
前節からの継続で、やっぱり裏を取り続けることだったり、強度の部分だったり、そこの意識は前節同様、今日も良かったんじゃないかなと思っています。
-このインテンシティ(強度)をやり続けていくことが大事になりそうですね。
そこをベースにできれば、自分たちはなかなか負けないというか、どの相手にもいい試合ができると思っているので、そこのベースの部分をなくさずにやっていきたいなと思ってます。
佐藤凌我選手

-自身が奪ったチーム2点目を振り返ってください。
背後を狙い続けていて、いい形で力也くんがボールをくれたので、うまく入れて合わせることができました。あそこは前向きだったら走ろうと思っていたので、力也くんが本当に見てくれていましたし、本当に質のいいボールをくれたのでよかったです。
-前半に足を痛めたのか、ハーフタイムで交代となりました。
ちょっと足を痛めましたけど、でも全然問題ないです。また次の試合に向けていい準備をしていきたいです。
-ジョルディクルークス選手が抜けましたが、チームは彼がいたときと違うパフォーマンスを見せました。
昂志郎(角選手)には昂志郎の良さがあって、内側に入ってきてプレーできますし、ドリブルもできるので、うまくそこの距離感だったりというのは意識しながらやれました。
-後半はやや相手に押し込まれました。外から見ていた感想は。
守備の部分もそうなんですけど、攻撃の部分で少し焦って、相手ボールになる時間があってという時間が少し多かったかなという感じです。あそこは自分たちがリードしているので、どれぐらい余裕を持ってゲームをコントロールできるかが大事になってくると思うので、そこの部分をまたチームとして取り組んでいけたらいいかなと思います。
-新加入選手との融合も見られました。
昇格に向けて新しい選手がこうやってチームにフィットしていくのがすごく大事だと思いますし、前からいた選手ももっともっと結果を残して、チーム内の競争が激しくなって、そうすればおのずとこういうふうに試合の結果も良くなると思うので、引き続き全員、切磋琢磨していいチームにしていければなと思います。
-次節8月31日に対戦する大分トリニータにも前期は完敗しています。
今回の富山もそうだったんですけど、前期に大分には負けているので、ホームで。しっかりアウェーで借りを返せるように、そしてこの2連勝の流れで3連勝、4連勝と続けていけるようにしっかり勝って帰りたいと思っています。