チーム状況は厳しいタイミングの試合だった。3失点したところに加えて無得点に終わったところも反省しないといけない。名古屋さんのハイプレスでがんがん来るサッカーに真っ向勝負して勝てるかが重要。あの試合から成長したところを必ず表現しないといけない。燃えない理由はない。
―本職での出場となりそう。
前回戦はポジション関係なくチームとして助け合いながらのゲームだった。サポーターに勝利を届けるという気持ちは変わらない。自分の仕事をして、どこまでチャレンジできるか試合までに整理したい。あの屈辱的な負けは一人の男として許せなかった。ピッチで表現してやり返したい。
両ボランチ、トップ下の選手のクオリティーが高くてすごく楽しみ。ただ劣っているとは思っていない。気持ちと体を整えて戦いたい。(相手ボランチの)稲垣祥選手は得点能力も守備能力もたけていて、自分の思い描く選手に近い選手。そういう選手に打ち勝つことによって自分の価値、宇野禅斗の魅力を引き上げることになる。
―前節を振り返って。
決めなければいけない、結果が変わるようなシーンは数多く作れていた。共有できているイメージはどんどん濃くなっている。チャンスを数多く積み重ねるのが大事。無失点だったのもポジティブ。ゼロで終わることがチームとしての基盤になるセットプレーも守り切れたのは今後に向けて一つの基準になる。
―試合とは関係ないが、母校が県予選で負けた。
近年は本当に難しい展開。僕も青森山田出身として本当に悔しいが、現役部員が一番悔しいと思う。それだけ他校では感じられないプレッシャーのかかる高校にいるということはみんな自覚している。世間はざわつくかもしれないが、プレッシャーを喜びを感じながらプレミアリーグや選手権で見返せばいいだけ。それだけの力のある選手が山田にはいる。OBとして応援している。