
7月の東アジアE―1選手権で日本代表に選出された清水エスパルスのMF宇野禅斗選手がヴィッセル神戸戦で約2カ月ぶりにけがから復帰しました。一方、MF弓場将輝選手は京都サンガ戦、神戸戦と上位との試合で先発出場し、対人能力を生かした好プレーを披露。同じボランチの2人にそれぞれ思いを聞きました。
宇野選手
―神戸戦で復帰できた。
練習試合やゲーム形式のトレーニングがなかなかできない中で、使ってくれたことに感謝している。代表から帰ってきてすぐにけがをしてしまって、すごく不甲斐ない気持ちでこの2カ月を過ごしていた。結果がついてこなかったところはもっともっと自分のコンディションを上げていかないといけない。
―今のコンディションはどの程度か。
60、65%くらい。自分のコンディションを整えるところもまだまだ見直さないといけない。代表の強度でやったところからのけがだったので、まだまだシンプルに弱いなと思う。いろいろな方面から見つめ直して、トレーニングからいろいろな変化やプラスアルファのところを取り入れながらやってきた。
―残りの試合に向けて。
自分は多くの試合を失ってしまった。その間、チームのみんなが体張って戦った結果が今の順位。ここまで積み上げてきたものに加え、自分もさらにパワーアップした姿でこの6試合戦いたい。この6試合全て勝つつもり。より高い順位を取りに行くつもり。自分がチームに何をできるかを考えながら日々過ごして、より成長した姿で毎試合ピッチに立ちたい。
弓場選手
―神戸戦を振り返って。
あのまま勝ち切るために追加点を取りたかったが、後半の最初の方に少し流れがあった中で、それをものにできなかったところ1番の課題かなと思う。あれだけ攻め込まれて失点2だけで終わったというのは、守備目線ではポジティブではないかなと感じている。
―後半押し込まれる展開の試合が続いている。
状況を変えるというよりは、しっかり我慢の時間帯をしのぎ切るのが大事かなと思う。(神戸戦の1失点目も)あそこで取られなければ、2点目もなかったかもしれない。状況を変えるのは、もっとゴールキックに時間をかけるとか、長いボールを蹴るんだったら人を寄せて蹴るとか、そういうところは注意として合わせる必要がある。
―J1でも十分やれる自信は。
プレースピードとかはすごく伸びてきたなっていうのは自分自身でも感じる。上位相手でもこんだけできるんだなっていうのは感じたものはあった。