東京2020オリンピックの聖火リレーのトーチ
東京オリンピックの静岡県内での聖火リレーは今日が最終日となりました。
聖火ランナーの皆さんの笑顔はもちろん、応援する皆さんの温かい拍手もとっても印象的でした。
今日はオレンジのスタジオで、聖火ランナーの袋井市の高橋俊明さんの使用したトーチを見せていただきました。
重さ1.2キロのアルミ製のトーチ。特別に持たせていただいたのですが、さすがに貴重なトーチなので緊張しました!近くで見るとオレンジ、桜色に輝いてとにかく美しい・・・
エンブレムの彫刻も立体的で、つなぎ目もなくまるで工芸品、美術品のようでした。さすが日本の技術だと実感しました。両手で持てばそこまで重くないのですが、聖火が灯り、片手で持って走るとなると責任もあいまって、きっとより重たく感じるんだろうなと思いました。
燃焼部分はきれいな桜の花の形。聖火が灯る部分は少し下がっているので、風などを遮ることができそうです。
このトーチ、素材の一部は東日本大震災の復興仮設住宅のアルミ建築廃材を再利用し被災地の復興への想いが込められているそうです。
コロナの感染拡大も懸念される中、どんな形のオリンピックになるかわかりませんが
たくさんの人の想いをのせ、静岡県内を聖火リレーはつながりました。
聖火ランナーの皆さんの熱い想いを感じる、素敵なリレーでした。
高橋さん、ありがとうございました。