これまで何度かお邪魔している静岡市葵区玉川ででウィスキーを製造しているガイアフロー静岡蒸溜所で初めての樽詰め作業が行われると聞いて取材に行ってきました。いよいよ静岡産ウィスキー作りが始動しました!
豊かな自然に囲まれたオクシズにできたおしゃれな蒸溜所です。
発酵樽では力強く発酵が進んでいて、バナナのようなフルーティーな香りがあたり一杯に漂っています!
日本酒の発酵過程は何度も見たことがありますが、ウィスキーは初めて。発酵による泡がウィスキーの方が大きくぶくぶくしている印象でした。
この発酵樽、オクシズの木材でも製作中で、地元産の樽の中で静岡産ウィスキーの発酵が行われる日も近いそうです。
こちらが静岡のマッサン??静岡産ウィスキーを作るために蒸溜所を作ったガイヤフロー社長の中村大航さんです。
ミドルカットといって、蒸溜の初めから何分で質の安定した部分をタンクに入れるか見極める作業も見せていただきました。
ストップウォッチで測りながら、雑味が入っていないか、味や香りの変化を見ていきます。
私も横で香りをかがせて頂いたのですが、本当に刻一刻香りが変化していくんです!蒸溜したての原酒は透明で青リンゴのようなフレッシュな香りがしました。
そして静岡産ウィスキーの初めての樽詰め作業。これから3年の熟成を経て静岡産ウィスキーが誕生します!
東京オリンピックが行われる2020年、いよいよデビューです。
私も初めての樽詰めに取材で立ち会うことができたので(出産みたいですね、笑)静岡産ウィスキー、どんな風に熟成していくのか本当に楽しみです。
そして、今2017年に蒸溜するウィスキーをひと樽単位で購入できるサービスもあるそうですよ!
樽に設定された期間内に自分の好きなタイミングでボトリングしてもらえるそうです。
国内ではこういう制度はとても珍しいそうです。
将来的には地元玉川で生産された大麦を使ってウィスキー作りも予定されていて、玉川の木材を使い、玉川の美味しい水でそして玉川の風土が作る静岡産ウィスキーのこれからが楽しみです♪