日本酒講座、初亀編、無事に開催^_^
搾りたての日本酒が美味しい時期、私にとって2回目になる講師を担当する日本酒講座を開催しました。
今回は静岡県藤枝市岡部にある「初亀醸造」のお酒を深堀りしました。
静岡県で最古、全国でも31番目に誕生した歴史のある蔵です。
蔵の17代目にあたる橋本康弘さんをゲストにお迎えし
搾りたての生酒から3年寝かせた「亀」まで、時間の経過とともに日本酒の味がどう変化していくか
皆さんと試飲をしながら、初亀のお酒を探求しました。
全国的にも早くから吟醸酒づくりに取り組んだ蔵で、1977年には
「日本で最も高価な日本酒」として当時の小売価格1万円の「亀」を発売した秘話なども教えていただきました。
試飲する日本酒も新酒から亀まで4種類と蔵の仕込み水、亀は一升瓶で2本用意したのですが
教室が終わる頃には見事になくなっていました!おにぎりやおつまみセットもお出ししましたが
30人で一升瓶にして6本強、飲んで勉強しました。楽しく美味しく学んでいただいたなら嬉しいです。
今回はユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」の構成要件でもある
アスペルギルス・オリゼーについてもお話させていただきました。
また、講座の内容の詳細やオリゼーについて改めてお伝えしたいと思います。
今後も日本酒講座をSBS学苑で開催予定ですので、ご興味のある方、一緒に探求しましょう^_^