
2022年、静岡県御殿場市内の住宅に侵入し下着を盗んだ罪などに問われていた元・警察官の男に対し、静岡地方裁判所は2025年6月4日、懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、裾野警察署地域課に勤務していた被告の男(30)です。
判決によりますと、被告は2022年に御殿場市内の住宅2軒に侵入して女性用の下着合わせて8点を盗むなどしました。
4日の判決公判で静岡地裁の益子元暢裁判官は「警察に対する信頼を揺るがしかねない悪質な犯行」などと指摘しました。
一方で、被告と被害者らの間で200万円の示談が成立していることなどを挙げ、懲役2年6か月の求刑に対し、懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
被告は2025年3月、県警を依願退職しています。