
6月1日午後、静岡県浜松市中央区初生町にある曳馬野橋付近で、普通乗用車が橋の脇から東名高速上り線の路側帯に転落しました。この車に乗っていた子ども2人が病院に運ばましたが、けがはありませんでした。運転手の男は現場から逃走していて、警察が行方を追っています。
【車が高速道路に転落した事故現場の状況】
1日午後1時半ごろ、浜松市中央区初生町の東名高速道路上り線で「高速道路に車が落ちた」「高速道路に車が突っ込んで横転している」などと複数の目撃者から110番通報が寄せられました。
警察などによりますと、車はもともと高速道路の上にかかる橋を渡ろうとしていて、単独事故を起こしたはずみでガードレールを突き破り高速道路に落ちたということです。
車には運転手を含む3人が乗っていて、女の子と男の子が浜松市内の病院に運ばれましたが、けがはありませんでした。
運転手の男は、子ども2人と車両を残して現場から逃走しているということです。
<事故を目撃し 運転手と話をした人>
「ビューンと突っ込んでいったみたい。ブレーキかけず、フェンスとガードレールを突き破って下まで一気にいった。(運転手の男は)高速道路から這い上がって来て、子どもたちに「そこにいろよ!」と言って、電話をしながらどこかに行った。(どこかに行く前に、運転手の男に)どうしたのか聞いたら「一瞬寝た」と言っていた」
車が落ちた現場は三方原パーキングエリアの近くで、警察が子どもに話を聞くなどして事故に至った原因や詳しいいきさつなどを調べているほか、運転手の男の行方を追っています。