
東京都の三宅島北東沖で6月2日、漁船の乗員が「洋上で水中生物か何かに接触し、浸水している」と118番通報しました。漁船は自力航行が可能で、本拠地の神奈川県横須賀市のマリーナに入港しました。
下田海保によりますと、6月2日午後1時26分頃、三宅島北東沖を航行中の漁船の乗員から「洋上で水中生物か何かに接触し、浸水している」との118番通報がありました。
漁船の左側の船底に亀裂が入り、内部に浸水しましたが、乗員2人が自力で排出できる程度で、けが人の情報はありません。
下田海保と横須賀海保の巡視艇2船が現場に急行していて、漁船は事故から約7時間半後の午後9時頃、本拠地の横須賀市の湘南サニーサイドマリーナに入港しました。油の流出はないということです。
浸水したのは乗船員2人の一本釣りの漁船で、長さ18.82メートル、総トン数は19トンで、横須賀の芦名漁港に所属しています。
