
梅雨や台風など大雨のシーズンを前に、浸水被害を防ぐ設備の点検が5月15日、静岡県沼津市で行なわれました。
沼津市が点検したのは、大岡地区にある白滝排水機場です。地区を流れる小さな河川が大雨で増水した際、ポンプを使って毎秒3トンの水を狩野川に流し浸水被害を防ぎます。
この排水施設では2023年6月の台風で電源や操作盤などが水没し、排水機能が止まったことで周辺の地域が水に浸かりました。
沼津市は電源や操作盤などを1メートル20センチほど高い位置にずらすなどの対策を実施し、大雨の時期を前に正しく作動するか確認しました。
<沼津市建設部河川課 深沢朋軌副主任>
「1号2号とも(ポンプが)ちゃんと稼働するのを確認することができた。大雨の際に市民生活に役立てるように発電機や排水ポンプの点検をしていきたい」
沼津市では今後も、月に1回点検していく予定です。