駿河湾フェリー「車で乗船」再開は9月中旬ごろ 徒歩利用PR強化

 岸壁と船をつなぐ台船の損傷に伴い、徒歩と自転車利用に限られている駿河湾フェリーについて、車両の乗船の再開が9月中旬ごろの見通しとなっていることが、15日までの関係者への取材で分かった。春の行楽シーズン、5月の大型連休に加え、夏休み期間にも間に合わない見込みとなり、関係者は徒歩利用のPRを強化するとしている。
 関係者によると、修理の工期は8月末まで。運輸局など関係機関の最終チェックを受けた後に利用可能になるという。修理費は1億5千万円程度とみられる。
 駿河湾フェリーは台船の損傷で1月から約3カ月間運休していたが、4月18日に徒歩と自転車利用に限定して運航を再開した。利用を促進するため、来年2月まで静岡、下田、伊豆、松崎、西伊豆、南伊豆の3市3町の住民の運賃を半額にするキャンペーンを実施している。

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