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石廊埼灯台が一般公開 南伊豆

 南伊豆町の石廊埼灯台が3日、一般公開された。11月1日の「灯台記念日」に合わせた取り組みで、年1回の恒例行事。灯台を管理する下田海上保安部が主催し、観光客らが灯台内部や周辺を散策した。

一般公開された石廊埼灯台=南伊豆町
一般公開された石廊埼灯台=南伊豆町

 伊豆半島の最南端付近を照らす現在の石廊埼灯台は2代目。前身は国内初の洋式木造灯台として1871年、スコットランド出身で「日本の灯台の父」とされるリチャード・ヘンリー・ブラントンが建設した。1932年の台風で大破したため灯塔をコンクリート造りにし、93年にタイルが貼られて今の姿となった。
 灯台内部にはらせん状の階段が設置され、屋上付近に登った来場者は眼下に広がる壮大な太平洋のパノラマを満喫した。海保の牧野真也交通課長は「灯台が今も船舶交通の目印となり、海の安全につながっているのだと知ってもらうきっかけにしたい」と語った。

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