
「口語自由詩を確立した萩原朔太郎」という常套句があるが、巻上さんは「現代詩と歌詞の垣根をなくした」という点で、朔太郎の仕事の、その先に堂々位置する詩人だろう。1978年結成のヒカシューにおいて、最初からそのつもりで歌詞を書いている。1980年の「スイカの行進」と2021年の「チンピーシーとランデヴー」が並んで収まっているが、何の違和感もない。言葉一つ、音節一つがイメージを伸び縮みさせる。これは芸能であり、芸術である。
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