
「ユリイカ」「現代詩手帖」で発表した作品など18編。意味が遠く離れた言葉たちを散文的に配置する「夏の胎児」「流体時計はめぐる」から、会話劇と言ってもいい「焼き鳥を食べる会」まで、面食らうほどの語り口の多様さ。物語から解き放たれ、「詩」という野辺を縦横無尽に走り回っている印象。圧巻は表題作。歯切れよく言葉を操り、自分の名前をレンズのように置いて「向こう側」の世界をのぞき見る。こんなやり方、あったんだ。(は)
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