【山本貞次郎展】 知られざる岸田劉生コレクター
「北斎展」開催時の、別室小企画。山本貞次郎(1890~1923年)は浜松市、現在の和合町で木綿晒工場を経営していたと考えられる人物。1914年、熱海の伊豆山温泉で洋画家の岸田劉生(1891~1929年)に出会い、以後定期的に作品を購入していたという。現在は東京国立博物館所蔵の「麗子微笑」をはじめ19点所蔵。1923年に死去した際には、雑誌「白樺」に岸田が追悼文を寄せている。展示は岸田作品2点や年表、写真で構成。このような方が、浜松にいらしたとは!