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静岡新聞教育文化部

【静岡県立美術館・太田正樹コレクション展】インド出身作家のお椀に吸い込まれそうになった

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は静岡市駿河区の静岡県立美術館で開催中の「太田正樹コレクション展」から。

静岡県立美術館に15年間作品寄贈を続け、昨年亡くなった太田正樹さん(旧清水市出身)の寄贈品から現代美術20点。

インド出身、アニッシュ・カプーアさんの「Monochrome(Garnet)」に圧倒されました。直径約190センチの真っ黒なお椀。中心を見つめていると吸い込まれそうになります。

黒い部分から外側に目を移すと、作品がゆらゆらと揺れているような気も。この不思議な感覚はじかに見ないと得られないと思います。

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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