【東京都写真美術館のコレクション展】 下岡蓮杖(下田生まれ)の「ステレオカード」

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、10月15日まで東京都写真美術館(目黒区)で開催中の「TOPコレクション 何が見える? 『覗き見る』まなざしの系譜」展。

写真と映像の進化に関する資料や作品を大量に展示。カメラの原型「カメラ・オブスクラ」、のぞき穴越しに絵画を楽しむ「ピープ・ショー」「のぞきからくり」。2枚の絵を左右の目で見て立体感を得る「ステレオスコープ」の章には、下田生まれの下岡蓮杖の作品も。人形で遊ぶ子供たちや、囲碁を楽しむ母子の写真が2枚セットになった「ステレオカード」。商業写真の開祖とされる下岡が、このような最先端の表現を試行していたとは。

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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