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静岡新聞教育文化部

【静岡県立美術館の「天地耕作」展を前に】 全容見せ始めた野外作品

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、2月10日に静岡市駿河区の静岡県立美術館で2月10日に開幕する「天地耕作(あまつちこうさく) 初源への道行き」展の野外作品制作途中経過。

「天地耕作」は旧細江町(現浜松市)出身の村上誠さん、渡さんと旧引佐町(同)出身の山本裕司さんによる1980年代に端を発するプロジェクト。展覧会開幕を3週間後に控え、県立美術館ロダン館背後の丘陵中腹に、大型作品が全容を見せ始めている。切り出した枝を斜面に集合させた1体は、気ままに伸びた枝先が波しぶきのよう。コロセウムを半月切りにしたような木杭の「壁」は、上方から滑りくる森の精霊をせき止める「溜まり」のよう。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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