
「逢魔が時」の趣に満たされた林の斜面。平安時代の傀儡師、あるいは貴族のような装束の3人は、北遠の因習や自らの周辺の悲劇を言葉と体で表現。横笛や太鼓、金属打楽器による静謐な演奏の空白部分に、まだ鳴きなれぬウグイスの声が奇妙な整合性を伴って差し挟まれる。昨年末から制作した大きな「かたち」を自らの手で解体する場面も。鎌を手に、作品と自然木をつなぐわら縄を次々断ち切る姿から、寂寥と納得の両方を感じ取った。(は)※写真は(お)



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