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静岡新聞教育文化部

【静岡県立美術館 の「静岡の現代美術と1980年代」展】 「袋井駅前プロジェクト」の心意気が伝わる

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、静岡市駿河区の静岡県立美術館で2月10日に開幕した「静岡の現代美術と1980年代」展。会期は4月7日まで。

同日開幕の「天地耕作」展に呼応する収蔵品展。飯田昭二さん、鈴木慶則さんら「グループ幻触」メンバーの作品(丹羽勝次さんの〝白い箱〟は初見)、中村宏さん、長岡宏さんらによる大型の平面、長船恒利さんの写真、白井嘉尚さんの「シャーベットのように」など、1960年代から現在までの静岡アート界を彩るスターが集合。川俣正さんの「袋井駅前プロジェクト1988」の模型や記録からは、「風景を作り出す」という難事に挑む心意気が伝わる。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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